【初投稿】イラストレーター「Granbrillo」のプロフィール

イラストレーター

はじめまして、フリーイラストレーターの「Granbrillo(グランブリージョ)」です!

現在はSNSや当ホームページを通じてイラストを発信し、企業から個人の案件まで受注をしています。

この度、僕にとって新たな挑戦となるブログを開設することになりました!パチパチ

ここではフリーランスやイラストレーターのノウハウ等について、僕の経験や知識を基にイラストを添えて情報発信していきたいと思います。

独立してもうすぐ1年の駆け出しで文章スキルもありませんが、見てくださった方々のお役に立てるように投稿頑張ります!

他にも僕の趣味である旅や映画などについても紹介していけたらと思います。

Granbrilloと保田大輝についてはAboutメニューに載っていますので、よかったら読んでみてください。

さて、ここからは僕が独立してから今に至るまでの話を綴っていこうと思います。

東京のブラック企業に社畜をしていた2年間

独立前、僕は東京と沖縄で4年間デザイナーとして働いていました。

大学では響きがカッコイイという理由からデザインを専攻していたのですが、実際仕事となると入社前に想像していた華やかな世界ではありませんでした。

1社目の東京のデザイン事務所では、旅行パンフレットを主に制作していました。

先ほども記載したように僕は旅が好きなので、ここに入ったら現地へ取材にいけるんじゃないかとバカみたいな考えで入社したのですが、まあそんなことは1ミリもなく、終電近くまで会社に閉じこもる日々でした。(大企業でもないので残業代は一切出ません泣)

また、新卒なので当時はデザインスキルも社会経験も未熟で、お局さんや社長によく「電話対応がなってない」だとか「メールや日報の文章がおかしい」だとかで叱られていました(苦笑)

自分のためを想って言ってくれているのだったらなんとか耐えられていたのかも知れませんが、そんなものは一切感じられず、いじめ?と感じられるレベルで理不尽なことを言われたこともあります。

これが相当ストレスで体調を崩しがちになりました。いわゆる「病み期」というやつです。

僕が会社を辞めようと決意したのは、お世話になった先輩が過労で倒れたことがきっかけでした。

その先輩はか弱く優しい女性で、どんな仕事にも無理をしてでも対応する方でした。

ある日、いつものように作業をしていると、バタン!と大きな音がしました。
横を見ると先輩が痙攣して倒れていたのです。

他の人の話によると休日も仕事をしていて、しばらく休んでいなかったそうです。

急いで救急車を呼び、上司や社長にも知らせました。

命に別状はなく安心はしたのですが、倒れてから3日後くらいにその先輩は出勤して来られたのです。

さすがに休みが少なすぎると上司も社長に言っていましたが、社長は自分のせいじゃないと言い訳をするように「あいつは元々持病を持っている」「病院に行ったから大丈夫だ」という言葉を口にしました。

これを聞いた瞬間、僕は絶望し「社員のことを大事にできない会社にいるのは無理だ。辞めよう」と決意したのです。

※全てのデザイン事務所がブラック企業というわけではありませんが、比較的ブラックなところが多いです。

2年間の沖縄生活

沖縄に転職することなったのは、入社2年目の夏でした。

夏季休暇をもらえることになり、僕は友達と沖縄へ旅行に行くことになりました。

友達が「沖縄出身の友達のお父さんお母さんからご飯に招かれたから、一緒に来る?」と言ってくれたので、行くことになりました。

そのご両親は夫婦でデザイン事務所を営んでいたので、美味しいごはんとお酒をいただきながら、デザインのことや会社の話をしました。

あまりにも僕が「沖縄いいなー」「今の会社辞めたい」と言っていたので、「じゃあ、沖縄来る?」と言ってくれたのです。

その言葉になぜか救われたような気がして、冗談で言っていたのにも気付かずに、僕は「ここで働かせてください!」とお願いをしました。(ビビリなのにこういうときは行動的です笑)

多少動揺されながらも受け入れてもらえることになり、東京から沖縄へ移住します。

沖縄の会社では、紙媒体のものやパッケージ、webまで幅広く制作していました。

少人数だったのもあり、東京とは真逆でまるで家にいる様なアットホームな環境でした。

一人暮らしが初めてだった僕を気遣って、ごはんを恵んでくれたり、沖縄での貴重な体験をさせてくれたり、ペーパードライバーの僕の運転に付き合ってくれたり…。

デザイン案を見せる度に「ダサイ!」「段取りが悪い!」といっぱい怒られ、ある意味クライアントさんよりもGoサインをもらうことは難しかったけど、最後まで見捨てずに指導してくれました。

家に帰れないくらい忙しく、デザインなんて嫌いだ!とめちゃくちゃ愚痴ることもありましたが、なんだかんだ今の自分が個人でやっていけてるのもこのときの経験があったからだと思います。

本当に今でも沖縄のみなさんには感謝してもしきれません。

独立後、東京へ戻り活動開始!

フリーランスに興味を持ったのはフリーでノマドワークをしているyoutuberさんの動画を観たことことでした。

誰にも干渉されず、好きな時に好きな場所で得意を武器に仕事をしている姿がすごく魅力に感じられました。

「ブログでもSNSでも何でもいいから、継続して情報発信していくことが大切」と動画で教わり、とりあえず自分が得意とするイラストをインスタに毎日1個投稿してみました。

最初は何を描いていいのか分からず、毎日ネタ探しの日々でした。

トイレにいるとき、お風呂に入っているとき、買い物をしているときもずっと。

するとやっていくうちに「これも描きたい」「こう描いたらおしゃれになるかも!」とアイデアが閃くようになり、次第にフォロワーも増えていきました。

ある日、1通のメッセージが僕の人生を変えることになります。

なんと企業から「Granbrilloさんのイラストに惹かれました。よかったらイラストを描いてくれませんか?」と依頼がきたのです。

初めてのことだったので嬉しすぎて眠れなかったことを今でも覚えています。
もちろん始めは苦労しました。

見積もりなんて作ったこともなかったし、イラストの相場も分からなかったので、たくさんネットで調べたり、個人経営をしている知り合いに聞いたり、会社の書類を隠れて見たりもしました笑

制作中でのクライアントとのやり取りは会社で教わったのがデカかったです本当に!
なのでなんとか納品へともっていくことができました。

納品後「素敵なイラストありがとうございました。また依頼させていただきます。」と嬉しいお言葉と仕上がった制作物をいただきました。

このとき初めて自分一人で仕事をやりきったことに深い感動を覚えました。

「これからもこの仕事を続けていきたい」と想いは強くなり、独立を決意したのです。

会社の人たちは大好きだったし、沖縄に別れを告げるのは辛いことでしたが、無限の可能性が行き交う東京で新たなスタートを切りたいという想いは変わることはありませんでした。

こうして僕の「フリーイラストレーター」としての活動が始まりました。

最悪なスタートダッシュ

晴れてフリーイラストレーターになり、よし頑張ろう!と気合を入れたのも束の間、全世界が今でも悩まされている「コロナ」という大きな壁が立ちはだかります。

最初はクラウドワークスやランサーズ(クラウドソーシングサイトです)を使って受注をしていたもののあまり収益にはならず、暫く依頼が来ない日が続きました。

引越もしたので当然ですが、貯金が半分近く減り、仕方なくバイトをせざるを得ない状況です。

自粛期間中、久々に依頼が届きました。

内容は「コロナで結婚式や卒業式をできなかった人たちのために送るギフトカードのイラスト作成」です。

詳しくはworksメニューに載っていますので、見てみてください!

コロナで仕事が減り、焦って周りが見えない状況でしたが、こんな逆境だからこそ舞い込んでくる仕事もあるのだと気付かされました。

これを機に「逆境をチャンス」と捉え、終息や自殺防止等を願うイラストをできるだけ投稿していきました。

投稿だけでなくホームページを開設したり、出版社に片っ端から問い合わせて苦手な営業もしたりしました。

結果はほとんどスルーされて終わり。チーン
それでも振り向いてくれるところもありました!

マスクケースやリモート講座のイラストなどなど…少しづつですが依頼がくるようになったのです!

第2の壁

フリーランサーなら誰もが通る道だと思うのですが、SNSのフォロワー数や売上を気にし始め、その数が減る度に恐怖を感じ、がむしゃらに絵を描いていた時期がありました。

何の変化も出ない自分とは裏腹に成功している人を見ると自分が情けなく感じ、負の感情へと陥るのです。

人の成功を素直に喜べない自分が嫌いになり、何のために絵を描いているのか分からなくなるときもありました。

描きたいものも思いつかないから、いつしか毎日投稿していたSNSもサボり気味になっていきました。

布団でダラダラしながらネットで同じ状況を経験した人を調べていると色んなブロガーさんの言葉が目にとまりました。

「人を数としてみているから本来の自分を見失っている」
「成功している人はたくさんの苦労をしてきたからこそ成功している」

確かにこの頃の僕は目先の結果ばかりに囚われ、自分らしさを発揮していなかった気がします。友達に「絵のテイスト変わったよね」と指摘されたこともありますから。

更に「絵で人を幸せにする」という本来の目的も忘れていました。

自分には他人にないものを持っている。だから自分の強みだけに没頭して頑張ればいいと気付かされたのです。

希望の光

これまでに僕は失敗と挫折を繰り返し、たくさん葛藤してたくさんの苦しみを味わいました。

それでもその困難を乗り越えたからこそ、仕事をしてお金が貰えるありがたさや自分の強みについてたくさん再確認ができたと思っています。

おかげさまで依頼もちょくちょくいただけるようになり、SNSでも嬉しいコメントが増えています。ありがとうございます…泣

最初と比べて格段とプラスの方向へと向かっているわけですが、まだまだ今の自分には満足はしていません。もしかしたら、また新たな困難にもぶつかることでしょう。

同時にこれからの未来にワクワクもしています。
今後は展示会など沢山のことに挑戦して、自分らしい働き方を確立させていきたいと考えています。

最後に

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!

いや〜、やっぱり文章を書くのって難しい…。

ちょっとづつ改善していきますので、暖かい目で読んでいただけるとありがたいです(切実)

これからもブログを通して皆さんに共感してもらえる記事や、役立つ情報を発信していきたいと思います。

イラストの方も見ていただけると嬉しいです。

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これからどうぞ宜しくお願いします。