美術館で監視員のバイトをしてみた

アートの仕事

どーも、
家が北極並みに寒すぎて、鼻水が大洪水のグランブリージョです苦笑

いきなりですが、みなさんは「美術館監視員」についてどんなイメージを持っていますか?

・ただ静かに立っているだけで疲れそう
・常に孤独でいそう
・学芸員の免許を持っていなきゃ出来なさそう

おそらくこんな感じかと思います。僕も最初思ってましたので。

そこで今回は「美術館監視員のバイト」について僕の体験を基に紹介していきたいと思います!
※美術館によって業務内容は違うと思うので、そこんところご了承を!

 

美術館監視員の仕事内容

役職は大きく分けて3つあります。

・管理職:採用面接や入社手続き、シフト作成を担当
・マネージャー:アテンダントに指揮を出す美術館の責任者
・アテンダント:作品監視やお客様の対応を担当。←ここがバイトの位置!

 

続いてアテンダントの1日の流れです。

①出勤
②ローテーション表とトランシーバーを持ってマネージャーにイベントの詳細等を聞く
③業務開始(ローテション表をもとにそれぞれの位置へ)
④退勤

これから③の業務について紹介していきます。

【監視】

監視といってもただじっと立っているだけじゃありません。

・作品に触れていないか
・作品前の柵やボーダーラインを超えていないか
・飲食物や植物などを持ち込んでいないか
・混雑している場所がないか
・撮影禁止エリアで撮影していないか
・大声を出している人がいないか

などなどこれら全てに気をつけて監視しています。
特に子供は走り回ったり、作品に触ったりするので注意が必要です!

なるべく大事にならないために事前にお声がけするのも監視員の仕事です。

「このエリアは撮影をお控えください」とか
「お子様と手を繋いでご鑑賞ください」とかとか…。

また、シーバーで周りのアテンダントに注意を呼びかけます
注意するお客様がいるときは服装などの特徴もお知らせします。
なので客側で1回マークされたらずっと見られていますよー笑

いくら気をつけていても、作品に触れられることは必ずあります。
そんなときはマネージャーに報告して確認してもらいます。
僕の経験からだと破損したりとかはありませんでした。

お困りのお客様がいないかも確認します。
身体が不自由な人、体調不良な人、道を迷われている人など必要に応じてサポートします。

あとは交代のアテンダントに引き継ぎして別の位置へと移動する感じです。
ずっと同じところで監視しているわけではないのでご安心を(大体15分〜1時間程度)

 

【チケット確認】

美術館の入り口に立ってチケットの確認をします。

ここの位置の人はお客様に色々聞かれるので僕はちょっと苦手でした…。
例えばチケット売り場やロッカーの場所、営業時間、イベントの詳細などです。

作品についても聞かれることがあるので、わからない質問はマネージャーに聞いてました。

あとは会場内に持ち込めない物がないかチェックします。
場所によっては警備員さんがいるのでやらなくてもよかったりしますが…。

紙袋など確認が済んだら他のアテンダントへ特徴を知らせて目視するよう呼びかけます。

チケットの人はこんな感じですかね。
個人的に1番時間が過ぎるのが早い位置です。多分

【音声ガイドなどの案内】

展示会によっては音声ガイドがない場合もあるのですが、音声ガイドの使い方や返却方法のご案内をします。

また最近はコロナ拡大防止のため、機器などの消毒作業もします。

マニュアル通りに覚えてしまえば簡単なので誰でもできちゃいます!
僕はこの位置が一番好きでした(どうでもいい)

 

ここまでざっと説明しましたが、結構やることありますよね笑

まあ、閉館前とか暇なときはクッソ暇ですw
美術館によっては座って監視するところもあるようですが、僕の場合立ちっぱだったので、毎回足腰が死んでました(;^ω^)

 

働いて良かったこと

・アートの勉強ができる
美術に興味がある人にとってはこれが一番の目的ではないでしょうか?
この作品はどう作られているんだろ?とか色々観察できて勉強になりますよ!

・人との距離感が丁度いい
個人的にこれがめっちゃ良かったです!
どこの職場でも言えることなんですが、人とずっと関わっているとストレスが溜まってきます。
たまに面倒臭いことに巻き込まれることもありますしね。
美術館だと監視中は常に1人だし、引き継ぎのときぐらいしか人と話す機会がないので、すっごくメンタルが楽でした。

・落ち着いてできる
ご存知の通り、静かな場所なので落ち着いて仕事ができました。
基本的に美術館に来る人は常識のあるお客様が多いので、接客は楽でした。
走ったり力がいる仕事もないと思うのでおすすめです。

こんな人が向いている!
・アートが好きな人(美術系の人)
・ドライな人、コミュ症
・静かな場所が好きな人
・ある程度じっとしていられる人

採用前のアドバイス

美術館に応募したとき「履歴書の志望動機に何て書いたらいいか」「面接ではどんな言葉を用意したらいいのか」など分からずネットでたくさん調べていたのですが、全然出てこなかったので代わりに僕からアドバイスさせていただきます!

【履歴書の志望動機について】

・まずアートが好きであることを伝えましょう
美大生or出身の人なら「美大でグラフィックデザインについて学んでいたので」というような言葉を付け足してあげるといいと思います。

・応募する美術館での体験談を書きましょう
「ここがよくて嬉しい気持ちになった」などポジティブな体験談を嘘でもいいので書いておくといいと思います笑
そのあとに「自分もその喜びを誰かに提供する側になりたい」と持っていけると尚良いです!

・自分のスキルと知識をアピール
最後に自分の経験から得たスキルや知識をアピールしたうえで「〜の点について貴社に貢献できます」と終わらせられると完璧かと思います!

【面接について】

面接ではおそらく下記について聞かれるかと思います。

・軽く自己紹介
現在の職業など答えれば大丈夫です。
僕は大学で学んでいたことも言いました。

・応募先の美術館に来たことがあるか?
嘘でもいいので「〜展に行きました」と答えましょう。
ついでに事前に調べといて、この作品がよかったと答えるのもいいと思います。
「あ、この人はうちの会社に興味があるんだな」と思うはずです。

・希望する出勤日など
あとは他のバイトと同じ質問をされると思います。
美術館の場合、休日祝日はやはり混むので歓迎されると思います。

 

以上、美術館監視員の仕事について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
やってみようかなという人と自分には向いていない人で別れるかと思います。

個人的にはおすすめのバイトなので、試しにやってみるのがいいかと思います。

それでは、ご精読ありがとうございました!

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